シークレットベース
あの頃の夏を思い出せそうな気がするんですよねぇ。
もっとも、いい思い出かって言うと女っ気なしの夏の思い出だったりしますけれど。
近所の子供たちだけで、家のない空き地の裏に秘密基地をつくったっけなぁ。
あの時しか会わなかったメンバーもいるんだけど、子供の頃って大分無茶して遊んだ気がします。
今考えると明らかに無茶だろう、と思えた遠出。
一緒に無茶をやっていた気がするメンバーも今や散り散りになっていて、この作品のようにもう一度集まって、ということもないですね。
赤い服のヒーローのリーダーになりきって走り回ったあの日。
楽しい明日しか考えられなくて、日が暮れるまで遊びまわっていたあの頃。
両親の離婚で離れてしまったあの幼馴染は今元気なんだろうか?
ひょろりとして飄々とした態度でみんなを楽しませてくれた1歳上の兄ちゃん。
家の前の狭い通りで、野球したメンバーたち。
記憶にあるのは確かに楽しかった思い出。
体が弱くて、泣き虫で、強気な姉に助けられてきた気がする当時のヤノさん。
色んなことが思い浮かびそうだけど思い出せないところもあるのが少し寂しいけど。
ちょっと思い出に浸るにはいい曲だよねぇ。
と曲をリピートしながら書いてみました。